漢から多大な援助を受けている呼韓邪単于(コカンヤゼンウ)を許せず、兄・呼屠吾斯(コトガス)は〓支骨都侯単于(シッシコットコウゼンウ)を名乗り、反旗を翻す。処刑されるべき波留且〓(てい)は出かけていた。追っ手がかかり、阿沙那は天神の御使い・飛天に導かれ馬を駆って、愛する波留且〓(てい)、一緒に匈奴を平和にしようと誓った波留且〓(てい)を逃がす…再会の望めぬ別れ。阿沙那に咎めはなかった…単于の正統性を証する巫女姫ゆえ。戦乱に落ちた草原…二年前自害した阿沙那の母(前の巫女姫)の預言―呼韓邪単于は地を割る男―が現実のものに?嫉妬の炎を燃やす迦連都特は、攻め寄せる波留且〓(てい)との一騎撃ちに臨む!広大な草原を舞台にした一大叙事詩、感動の完結編。
(「BOOK」データベースより)