文壇屈指の小説巧者と呼ばれるひとりの作家のまなざしが、競輪という“賭け”に向けられたとき、そこにはまぎれもない“もうひとつの顔”が浮かび上がってくる―。作家・佐藤正午が、競輪との折り合いの道を長い時間をかけて模索しつづけた全記録。単行本未収録の「しみじみ賭ける」、書き下ろし「あとがき」も収めた珠玉のエッセイ集。
(「BOOK」データベースより)
第1章 たぶん。少なくとも。朝のあいだは。(ふと耳に入ってくる声 自分の小説のなかに埋めこんで ほか)
第2章 あした世界の終わりが来ても(ロイ・マカヴォイの賭け 堅実派 ほか)
第3章 最終ホーム、九番手(学生食堂のテレビで見た男 かくして神話は生まれる ほか)
第4章 「孤独」という言葉を噛みしめながら(凍りついた笑い 裏目 ほか)
第5章 しみじみ賭ける
(「BOOK」データベースより)